住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.04.21

陶器の傷を消し去る方法は?DIY補修から専門業者への依頼までをご説明

自宅の陶器製洗面台は、毎日の生活の中で中心的な役割を果たしています。
その美しさと耐久性は、多くの人に愛される理由の一つです。
しかし、使い続けるうちに避けられないのが、小さな傷や損傷です。
今回は、このような傷を自分で修復する方法と、専門家に依頼すべき場合を解説します。

□陶器製の洗面台の傷消しの方法は?知っておきたい基本とDIY補修法

陶器製の洗面台は、その美しさの秘密を高い硬度と独特のツヤに持っています。
しかし、その硬度が災いして、小さな衝撃や引っかき傷に弱い面も。
幸い、一部の傷ならDIYで修復可能です。

1:傷の清掃と乾燥

まず、傷付いた部分とその周辺の汚れを丁寧に取り除きます。
この作業は、補修剤が正しく傷に密着するために不可欠です。
清掃後は、水分が残らないようにしっかり乾燥させましょう。
このプロセスは、傷の深さや汚れの程度に応じて、時間を要する場合があります。

2:接着剤の選択と塗布

次に、傷の種類に適した接着剤を選びます。
陶器製洗面台には、防水性がありながらも柔軟性を保てる接着剤がおすすめです。
選んだ接着剤を傷に沿って慎重に塗り、傷を覆うようにします。
この際、均一に広がるように注意し、過剰な接着剤は周囲に広がらないようにしましょう。

3:乾燥と仕上げ

接着剤を塗った後は、完全に乾燥するまで待ちます。
乾燥時間は製品によって異なるため、パッケージの指示に従ってください。
乾燥後、余分な接着剤があれば、研磨材を使って綺麗に仕上げます。
この最終ステップは、修復箇所を洗面台の他の部分と自然に馴染ませるために重要です。

□専門家に依頼が必要?陶器の傷で注意すべきケース

自分での修復が難しいケースもあります。
特に割れや大きなヒビは自力修復の対象外です。

*割れに対する対応

洗面台に物を落として割れてしまった場合、表面のみならず洗面台の構造自体が損傷している可能性があります。
割れが洗面台の耐久性に深刻な影響を与え、場合によっては交換が必要になることも。
このような状況では、専門家による評価が不可欠です。

*大きなヒビの警告

洗面台に熱い水を頻繁に使用することで生じるヒートショック割れなど、小さな亀裂が放置され大きなヒビに発展するケースもあります。
これら大きなヒビは、自分での修復が難しく、後に水漏れなどの更なる問題を引き起こす可能性があります。
専門家による適切な補修が、長期的な解決策として推奨されます。

□まとめ

陶器製の洗面台は、適切なケアと時には専門家の助けを借りて長く美しく保てます。
小さな傷はDIYで対応可能ですが、深刻な損傷には専門の知識と技術が必要です。
自宅の洗面台を大切に扱い、必要に応じてプロフェッショナルなサポートを求めましょう。

当社は鳥取県・島根県で、内装・外装建材の補修を専門に行っています。
地域に根ざしたサービスで、お客様の大切な空間を丁寧に修復します。
お困りの際は、気軽にご相談ください。