住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.05.06
建て替えかリフォームか?費用・期間・メリットなどの違いも含めて解説します!
目次
住まいは時代と共に進化しており、今日ではさまざまリフォーム方法があります。
そのため、自宅の価値を最大限に引き出す方法について、頭を悩ませている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、建て替えとリフォームの違いについて解説します。
□建て替えとリフォームの違い
建て替えとリフォームは、どちらも家を更新する目的で行われますが、アプローチと範囲が異なります。
1:概念
建て替えは、既存の家を完全に解体し、新しく家を建てるプロセスを指します。
対照的に、リフォームは、基礎をそのままにして、家の特定の部分を修繕または更新する作業です。
2:コスト
建て替えの場合、費用はだいたい1,500万円から4,500万円の範囲で、リフォームは350万円から2,500万円が一般的です。
この費用の違いは、作業の規模と範囲に影響されます。
3:工期
建て替えの場合、工期は通常3ヶ月から8ヶ月程度を要しますが、リフォームは1ヶ月から5ヶ月で完了することが多いです。
4:追加コスト
建て替えでは、解体作業、仮住まい、引越し、登記、地鎮祭などの追加コストが発生します。
リフォームの場合、作業の規模に応じて、仮住まいや引越しのコストがかかる場合があります。
5:利点と欠点
建て替えの利点は、間取りを根本から変更できることや、耐震性や断熱性を向上させられることです。
しかし、高いコストや手間、廃材の処理費用が発生する点がデメリットです。
リフォームは、特定の部分のみを修繕するため、予算を組みやすく、工期も短いことがメリットです。
ただし、理想の間取りに改造することが難しい場合や、大規模な修繕が必要な場合は、コストが高くなる可能性があります。
□どちらを選ぶべきか?建て替えかリフォームか
家の状態や所有者の価値観に応じて、リフォーム全体または建て替えを選ぶべき状況があります。
*リフォームを選ぶ場合
コストパフォーマンスを最優先し、予算を抑えたい人や、自宅に特別な愛着がある人、大きな構造変更が不要な人には、リフォームが向いています。
短期間の居住を考えている人や、家を引き継ぐ人がいない場合もリフォームがおすすめです。
*建て替えを選ぶ場合
間取りやデザインを一から見直し、最新の機能を取り入れたい人、耐震性や断熱性を重視する人には建て替えが適しています。
基礎や構造に問題がある場合や、十分な予算がある場合は、建て替えを考えた方が良いです。
□まとめ
建て替えとリフォームは、それぞれにメリットとデメリットがあります。
自宅の現状、将来の計画、予算などを総合的に考慮し、どちらのオプションが最適かを判断することが重要です。
自宅の改修を検討する際は、専門家と相談しながら最適な選択をすることをおすすめします。
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