住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.10.02
床鳴りの補修は床下で?専門家に頼むべきケースとは
目次
自宅の床から「ギシギシ」「ミシミシ」と不快な音がしませんか。
それは、誰もが経験する可能性のある「床鳴り」かもしれません。
気になる床鳴りを放置すると、生活のストレスになるだけでなく、場合によっては床下の構造的な問題を隠している可能性も。
この記事では、床鳴りの原因別に、DIYで直せるケースと専門家に依頼するべきケースを解説します。
あなたの家の床鳴りも、この記事を読めば、最適な解決方法が見つかるはずです。
□床鳴りの原因は床下?
床鳴りは、家屋の構造や経年劣化、さらには外的要因など、さまざまな原因によって発生します。
床鳴りは、その原因によって適切な対処法が異なります。
この記事では、床鳴りの原因と種類を解説し、DIYで直せるものと、専門家に依頼すべきものを判断する材料を提供します。
*フローリングの固定がゆるんでいる
フローリングが床下地の根太に固定されている釘がゆるむと、歩行時にフローリングが振動し、床鳴りを発生させます。
このタイプの床鳴りは、フローリングと根太の間に隙間が生じていることが多く、床を叩くと「コツコツ」と音が鳴る特徴があります。
*床材と下地のはがれ
フローリングと床下地の間に隙間が生じ、歩行時に床材が下地にこすれて音が鳴る現象です。
フローリングを手で押さえると音が止まる場合、このタイプの床鳴りが考えられます。
*床下の構造的な問題
床下地の根太や大引が腐食したり、シロアリの被害を受けたりすることで、床が不安定になり、床鳴りが発生します。
このタイプの床鳴りは、床全体がたわむような感覚を伴う場合もあります。
□床鳴りの補修
床鳴りの原因が特定でき、適切な工具や補修材があれば、DIYで床鳴りを直せます。
ただし、床暖房や構造上の問題がある場合は、専門家に相談する必要があります。
1:フローリングの固定がゆるんでいる場合
フローリングの固定がゆるんでいる場合は、釘を打ち直すことで床鳴りを止められます。
ただし、フローリングを傷つけないように注意が必要です。
2:床材と下地のはがれの場合
床材と下地のはがれは、接着剤や補修材で隙間を埋めることで解消できます。
3:DIYで床鳴りを直す際の注意点
DIYで床鳴りを直す場合、以下の点に注意が必要です。
・使用する道具の説明書をよく読み、安全に配慮して作業を行う。
・床暖房を設置している場合は、釘や刃物は使用しない。
・床鳴りが改善しない場合は、専門家に相談する。
□まとめ
床鳴りは、原因によって適切な対処法が異なります。
この記事では、床鳴りの原因と種類を解説し、DIYで直せるものと、専門家に依頼すべきものを判断する材料を提供しました。
床鳴りを放置すると、生活のストレスになるだけでなく、場合によっては床下の構造的な問題を隠している可能性もあります。
DIYで直せる場合は、安全に配慮して作業を行い、改善しない場合は専門家に相談しましょう。