住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.11.19

狭いお風呂を快適にするリフォーム術とは?サイズ別おすすめプランをご紹介

狭いお風呂に悩んでいる方へ。
もっと快適なお風呂時間を過ごしたくありませんか。
 
快適なバスタイムを実現するためのリフォーム術を、サイズ別のプランとともにご紹介します。
賃貸住宅でも可能なリフォーム方法も解説します。
 

□狭いお風呂を快適にするリフォーム方法

 
狭いお風呂を快適にするリフォーム方法は、大きく分けて3つあります。
 

1:ユニットバスの交換

 
ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽が一体となった、組み立て式の浴室です。
従来のユニットバスはサイズ展開が限られていましたが、近年は多様なサイズ展開が実現し、浴室空間に合わせた最適なサイズを選べるようになりました。
ユニットバス交換のメリットは、断熱性・防水性が高く、工期も短いため、コストを抑えられます。
 
さらに、最新のユニットバスは、機能性も向上し、快適なバスタイムを実現できます。
 

2:間取りの工夫

 
浴室の隣に洗面脱衣場がある場合、間仕切り壁を移動したり、薄くしたりすることで、浴室を広げることが可能です。
洗面脱衣場のスペースを少し犠牲にすることで、浴室にゆとりを生み出せます。
例えば、洗面台をコンパクトなものに交換したり、収納スペースを工夫したりすることで、洗面脱衣場のスペースを有効活用できます。
 

3:浴室設備の変更

 
浴室設備の見直しも、快適な空間を実現するための有効な手段です。
例えば、浴槽を小さくしたり、シャワーヘッドを最新の機能性が高いものに変えたりすることで、浴室の広さを確保できます。
 
また、浴室乾燥機や浴室暖房機などの設備を取り付けることで、快適なバスタイムを実現できます。
 

□快適な浴室を実現するためのサイズ選び

 
浴室のサイズ選びは、快適なバスタイムを実現する上で非常に重要です。
 

1:浴槽のサイズ

 
浴槽のサイズは、足を伸ばしてゆったりと入れるかどうか、そして家族構成によって大きく変わってきます。
例えば、1人暮らしで、ゆったりとバスタイムを楽しみたい方は、140センチメートル以上の長さのある浴槽がおすすめです。
 
一方、家族で一緒に入浴する場合には、180センチメートル以上の広さがある浴槽を選ぶのが良いでしょう。
 

2:浴室のサイズ

 
浴室のサイズは、坪数で表されます。
一般的には、0.75坪、1坪、1.25坪、1.5坪の4つのサイズがあります。
 
0.75坪は、1人暮らしで十分な広さですが、家族で使う場合は狭く感じるかもしれません。
1坪は、平均的な身長の方であれば、ゆったりと入浴できる広さです。
1.25坪や1.5坪は、広々とした空間を確保できますが、浴室が冷えやすいというデメリットもあります。
 
浴室のサイズを選ぶ際は、実際にショールームに行って、浴槽や浴室の広さを確認することをおすすめします。
 

□まとめ

 
狭いお風呂を快適にするには、ユニットバスの交換、間取りの工夫、浴室設備の変更などのリフォーム方法があります。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるので、ご自身のニーズに合わせて最適な方法を選びましょう。
 
浴室のサイズ選びは、快適なバスタイムを実現するために非常に重要です。
浴槽の長さや浴室の広さ、家族構成などを考慮して、最適なサイズを選びましょう。
 
快適なバスタイムを実現することで、日々の生活の質を高められます。