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キッチンパネルに穴を開けてしまった時の修理方法とは?自分でできる修繕法を紹介
目次
キッチンパネルに穴を開けてしまったとき、活用次第ではただの穴とは思えない価値を産み出すかもしれません。
穴をどう修復するかは、機能の問題だけではなく、キッチンの美観も保てます。
この記事では、そんなキッチンパネル修理の手順と、その際に役立つコツをご紹介します。
□キッチンパネルに穴を開けてしまった時の修理手順
キッチンパネルの修理は1人でやるには大変だと思うかもしれませんが、以下の専門会社もたどる7つの手順を知っておくと、気持ち的にかなり楽になるかもしれません。
1:傷や凹みをチェック
まずは、キッチンパネルの損傷箇所を念入りに確認します。
目視だけでなく、手で触れることで見落としを防ぎます。
異なる角度からの観察が、正確な損傷状況を把握する鍵です。
2:養生作業
パテ作業や塗装の際の飛散を防ぐため、周囲をビニールやマスキングで保護します。
特に塗装時のスプレーは広範囲に飛び散る可能性があるため、床や壁、天井に至るまで丁寧な養生が必要です。
3:下地処理
直接パテを施すのではなく、傷や凹み周辺の処理が重要になります。
細かい傷をつけてパテの密着性を高めることで、後の工程での品質が大きく変わります。
4:パテ打ち
キッチンパネルを平らにするために、ポリエステルパテを傷や凹みに適用します。
ここでは技術と忍耐が求められ、平らになるまで繰り返し行うことがかかせません。
5:研磨
パテを平らに盛った後、乾燥により発生する凹みを修正するために、研磨します。
これもまた、品質を左右する重要な作業です。
6:調色タッチアップ
パテ処理後の調色作業では、細部まで気を配ります。
特に色合わせは技術とセンスが求められる作業で、塗装技術によって仕上がりが大きく変わるのです。
7:ツヤを合わせる
キッチンパネルは、そのツヤに特徴があります。
鏡面のようなピカピカのツヤを再現するには、磨きやコンパウンドの作業がかかせません。
上記全ての修理作業が終わったら、つやや補修箇所をチェックします。
細部にまで目を配り、完成度を高めましょう。
□キッチンパネルの穴を綺麗に修理するコツ
先ほどご紹介した手順を踏まえるうえで、ビス穴の修理には特別な注意が必要です。
以下ではそのコツをご紹介します。
*養生の徹底
飛散や傷を防ぐために、周囲を丁寧に養生します。
ビニールやマスキングテープを使って保護し、作業の影響を最小限に抑えましょう。
*パテの適用
ビス穴にパテを充填し、平らになるまで丁寧に仕上げます。
パテ選びも重要で、使用環境に合った種類を選ぶことがポイントです。
*調色塗装
周囲の色との調和を考え、細かな色合わせします。
特に白っぽいキッチンパネルでは色のずれが目立ちやすいため、丁寧な作業が必要です。
こうして最終的にはクリア処理を施し、ツヤを整えます。
部分的な鏡面処理には特に注意が必要で、全体のバランスを見ながら進めることが大切です。
□まとめ
この記事では、キッチンパネルに穴を開けてしまった時の対処法についてご紹介しました。
キッチンパネルの修理は、単なる穴埋め以上の技術と創造性が求められる作業です。
この記事でご紹介した手順とコツを参考にして、キッチンパネルの修理に挑戦してみてください。
なお、自分でやるには手に負えない場合は、当社をはじめとする専門修理会社に頼むことも1つの手段です。
当社は鳥取県・島根県で、修繕に特化した住宅アフターフォローを手掛けております。
家の中の気になる傷は、ぜひ当社にお任せください。