アルミサッシが腐食してしまった!原因から修復方法までを解説
目次
アルミサッシに何か白い点が浮かんでいることに気づいた方はいませんか。
実はその白い点は埃ではなく、腐敗した状態にあることを示すサインかもしれません。
この記事では、アルミサッシの腐食がなぜ起こるのか、そしてその適切な補修方法について解説します。
□アルミサッシ腐食の原因と兆候
アルミサッシに白い点々が見られる場合、それは腐食のサインです。
この腐食は、通常、鉄のサビと異なり「白錆」と呼ばれ、アルミニウム特有の現象です。
では、なぜアルミサッシは腐食するのでしょうか。
大きく3つの原因が考えられるので、以下でご紹介します。
*汚れの付着
アルミサッシの主な腐食原因は、汚れの付着です。
ホコリやチリ、スス、排気ガスなどが付着し、湿気や雨と反応して腐食を引き起こします。
*異なる材質との接触
異なる金属とアルミニウムが直接接触すると、微弱な電流が発生し、これが腐食の一因となることもあります。
*環境因子
給湯器の排気ガスや木材の水分など、周囲の環境もアルミサッシの腐食に影響を与えます。
これらの要因により、表面に白い点々が現れ、塗装の浮きやツヤの喪失といった症状が見られます。
□アルミサッシ腐食の適切な補修方法
それでは実際にアルミサッシの腐食に遭遇した場合、ご自分で直すのであれば、以下4つの手順で適切に補修しましょう。
1:腐食部分の削り取り
まず、白錆部分を紙やすりなどを使い削ります。
荒い300番から始め、徐々に細かい番手へ移行していきます。
切り取ってしまうと見栄えが悪くなってしまうので、地道な作業ではありますが、こすり取っていきましょう。
2:錆止めの塗布
削り取った後は、アルミ用の錆止め剤を塗布します。
酸化を防ぐことで同様の事例が再発することを防ぎます。
一方で金属の種類に合わせて選ぶ必要がありますので気を付けてください。
3:塗装
腐食部分を塗装する際は、周囲の色と質感に合わせることが重要です。
金属用の塗料を使用し、細心の注意を払って塗ります。
4:クリア塗装
最後に、クリア塗料を用いて仕上げます。
これは、補修面の保護とツヤ出しのために行うものです。
上記の通りに補修を進めてみてください。
もし、自力でできる状態に無ければ、当社をはじめとする専門会社に依頼することも一手です。
当社は鳥取県・島根県でリペアをメインに、住宅のアフターフォローを手掛けております。
どうしてもご自分でやる余力や時間がない方は、居住者に配慮した施工に特化した当社へお気軽にご相談ください。
□まとめ
この記事では、アルミサッシの腐食の原因と対処法についてご紹介しました。
アルミサッシの腐食は、適切な知識と手順で予防や修復が可能です。
白錆の原因を理解し、定期的なメンテナンスを実施することで、サッシの寿命を延ばし、家の美観を保てる効果もあります。
また、補修作業は専門的な技術を要するため、不安な場合は当社のような専門会社への依頼も検討しましょう。
アルミサッシの適切なケアで大切な住まいは守れますので、ぜひこの記事を参考に修理へと踏み出してみてください。