住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.05.18

介護が必要な家族も安心!バリアフリー風呂へのリフォームポイントをご紹介!

暮らしの中で安全は基本中の基本です。
特に家庭内での安全は、老若男女問わず重要視されていますね。
そこで、特に危険が伴う浴室をどう安全にするか、この記事ではバリアフリーリフォームにスポットを当てて解説します。
快適で安全な住環境を求める方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
 

□お風呂のバリアフリー化はなぜ必要?

 

*転倒リスクの低減

 
転倒は、高齢者にとって最も一般的な事故の1つであり、特に風呂では滑りやすい床や浴槽の高さが原因で発生しやすいです。
手すりの設置や段差の解消は、このような転倒リスクを大幅に減らせられます。
 

*介護のしやすさ

 
バリアフリー化された風呂は、介護する側にもメリットがあります。
適切な設備が整えられていれば、介護者は被介護者をサポートしやすくなり、双方にとって快適で安全な入浴環境が実現します。
 

*自立支援

 
バリアフリーの風呂は、介護が必要な人が自分でできることを増やすことにもつながります。
例えば、手すりがあることで、自分自身で立ち上がれるようになるため、自尊心や生活の質の向上にもつながるでしょう。
 

□お風呂をバリアフリーにリフォームする6つのポイント

 

1:手すりの設置

 
手すりは、風呂内での移動や立ち座りを安全にサポートします。
適切な位置と高さに取り付けることで、使用者の安全性と利便性を高められます。
 

2:段差の調整

 
風呂と脱衣所の間の段差をなくし、フラットな床面を作ることで転倒のリスクを低減します。
必要に応じて、水はけを考慮した設計が求められます。
 

3:滑りにくい床材の使用

 
滑りにくい床材を選ぶことで、濡れても転倒リスクを減らせます。
また、クッション性のある材質を選ぶことで、万が一の転倒時の衝撃を和らげます。
 

4:風呂暖房の導入

 
風呂暖房を導入することで、冬場の寒さから守れたり、ヒートショックを防げたりします。
また、風呂を快適な温度に保つことで、年間を通じて使用者の快適性を向上させられます。
 

5:出入りしやすい浴槽

 
浴槽の形状や深さを工夫することで、入浴時の負担を軽減します。
特に高齢者や体の不自由な人には、出入りしやすい浴槽が推奨されます。
 

6:非常用発信機の設置

 
万が一の事態に備えて、非常用発信機を設置することは非常に重要です。
これにより、事故や急病時に迅速に対応できる体制を整えられます。
 

□まとめ

 
バリアフリーリフォームは、安全で快適な入浴環境を実現するために欠かせない投資です。
高齢者や介護が必要な人が自宅で安心して生活するためには、風呂のバリアフリー化が非常に重要です。
 
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