住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.07.30

お風呂のバリアフリー化でチェックすべきポイントをご紹介!

将来的なことを考慮し、浴室をバリアフリー化したいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。
浴室のバリアフリー化を成功させるために、本記事では、お風呂のバリアフリー化でチェックすべきポイントとお風呂のバリアフリー化を行うべき箇所についてご紹介します。

□お風呂のバリアフリー化でチェックすべきポイント

1: 必要な設備を明確にする

例えば、手すりの設置や浴槽の高さなど、安全性を確保するために必要な要素を把握しましょう。
さらに、費用を抑えるために介護保険や補助金制度などの活用も検討しましょう。

高齢者や介護が必要な方々にとって、バリアフリーな浴室は安全面で大きなメリットがあります。
例えば、手すりのない浴槽の周辺は転倒の危険が高まりますし、床が滑りやすい状態だとさらにリスクが増します。

2: 介護者の視点からも考える

介護者が安全にサポートできる環境であることが求められます。
動きやすいスペースや適切な設備があることで、介護の質が向上し、安心して日常生活を送れます。

浴室のバリアフリー化には、多くのメリットがありますが、設計段階から慎重に考えることが大切です。
自分や家族の将来を見据えて、最適なバリアフリー化を検討してみてください。

□お風呂のバリアフリー化を行うべき箇所

1: 床の素材と水はけ

タイルなどの床は滑りやすく、水溜りができやすいです。
安全性を考慮して、水はけが良くて乾きやすい素材への変更が推奨されます。
また、断熱性の高い床材を検討することも大切です。

2: 浴槽の深さと安全対策

深い浴槽は入浴時や出浴時に転倒や溺れるリスクがあります。
浅めの浴槽への変更や、手すりの設置などの対策が効果的です。

3: 動作に負担をかける箇所

浴槽の乗り越えやイスへの移動など、しゃがんだりまたいだりする動作が発生する箇所では、安全な支援が必要です。
高齢者や介護を必要とする方の安全性を考慮しましょう。

4: 出入り口の段差

小さな段差でも、床が濡れていると転倒の危険があります。
段差の解消や、滑りにくい素材の使用が推奨されます。

5: ドアの設計

開けやすく、緊急時に外から開けられるドアに変更することが重要です。
特に内開きのドアは注意が必要です。

6: ヒートショック対策

急激な温度変化によるヒートショックを防ぐため、お風呂場周辺の断熱性能を高めることが推奨されます。
高齢者の健康を守るためにも、温度差をなるべく少なくする工夫が必要です。

これらのポイントを考慮して、安全で快適なバリアフリーなお風呂場へのリフォームを検討してください。

□まとめ

お風呂のバリアフリー化でチェックすべきポイントとしては、必要な設備を明確にすること、介護者の視点からも考えることが挙げられます。

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