住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.08.15

木材腐食の原因をリペアの流れをご紹介します!

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、木材の腐食について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
木材の腐食の原因は、カビやシロアリだけではありません。
本記事では、木材腐食の原因とリペアの流れについてご紹介します。

□木材腐食の原因

家を支える木材を腐らせる原因は、腐朽菌という菌が繁殖することにあります。
シロアリやバクテリア、カビなども関与しますが、特にこの腐朽菌が木材を腐らせる主な原因です。

腐朽菌は、木材に含まれるリグニン、セルロース、ヘミセルロースといった成分を餌にして繁殖します。
家屋の損傷に関わる腐朽菌は、「白色腐朽菌」と「褐色腐朽菌」の2種類に大別され、いずれも木材腐朽菌の仲間です。

木材の表面が白っぽくなって腐っている場合は、白色腐朽菌が繁殖しているサインです。
一方、木材がバラバラに砕けたり細かく割れている場合は、褐色腐朽菌が繁殖している可能性が高いです。
どちらの場合も放置すると家屋の損傷を招き、建物の寿命を短くしてしまいます。

腐朽菌が家屋の木材に繁殖すると、共存関係にあるカビも増えます。
カビはシロアリの好む環境を作り出します。
木材の腐敗でシロアリやカビが危険と言われるのは、腐朽菌の繁殖が関係しているためです。

*腐朽菌はどうやって生まれる?

木材の腐食を放置すると、家屋の損傷や倒壊を招きます。
この木材の天敵である腐朽菌が繁殖するためには、いくつかの要因があります。
一般的に、空中に飛び回る腐朽菌が木材に定着するきっかけの多くは、木材の含水や湿度によるものです。
気温や酸素の量などの条件が揃うと、腐朽菌が繁殖しやすくなります。具体的な例を紹介します。

家の中でもっとも雨を受けやすいのが屋根です。
建築当初は防水加工がされていますが、築年数が経つと劣化していきます。
雨を受ける屋根部分の木材は特に水分を含みやすく、腐朽菌が繁殖しやすい環境です。
そのため、雨漏りはシロアリやカビと同様に腐朽菌繁殖の危険要因とされています。

□リペアの流れ

1: キズの確認

キズの状態を確認します。
写真を添付可能な場合は、「お見積り・お問合せ」ページのフォームより画像を添付し、お問い合わせください。

2: お見積り

キズの状態を確認後、お見積書を提示いたします。
納期についてもご案内します。

3: ご依頼

お見積書にご納得いただけましたら、正式にお申し込みのご連絡をお願いします。

4: ご予定

工事日程をお知らせください。

5: 作業

現地での作業を開始します。

□まとめ

家を支える木材を腐らせる原因は、腐朽菌という菌が繁殖することにあります。
シロアリやバクテリア、カビなども関与しますが、特にこの腐朽菌が木材を腐らせる主な原因です。

鳥取県・島根県でより快適な家づくりをしたいとお考えの方は、リペアサービスによってリフォーム未満の低コストで住宅建材の価値再生を実現している当社にぜひ一度ご相談ください。