住宅・建物の困った!お助けコラム
更新日: 2024.09.18

フローリングの浮き上がり補修とは?原因別対処法とDIYで直せる範囲を解説

賃貸住宅に住んでいるから大きな工事を避けたい、DIYに挑戦したいけど不安、専門会社に依頼する費用が高額で困っている…そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フローリングの浮き上がりの原因別に適切な対処方法を紹介し、DIYで直せる範囲と専門会社に依頼すべきケースを明確にします。
皆さんもこの記事を読めば、フローリングの浮き上がりを安心して適切に対応できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

□フローリングの浮き上がりとは?原因と症状を理解する

フローリングの浮き上がりは、放置すると床鳴りや歩行時の不安定感を招き、さらには床材の破損や落下事故につながる可能性もあります。

適切な対処を行うためには、まずその原因を理解することが重要です。

1:経年劣化による接着剤の劣化

フローリングは、下地材に接着剤で固定されています。
経年劣化によって接着剤が弱くなると、フローリングが浮き上がってしまうことがあります。
特に、湿気や直射日光にさらされやすい場所では、接着剤の劣化が進行しやすくなります。

2:下地材の劣化

フローリングの下地材は、木材や合板などが使用されます。
これらの下地材が腐ったり、シロアリに侵されたりすると、フローリングが浮き上がってしまうことがあります。

3:水分による膨張

フローリングに水分が浸透すると、木材が膨張し、浮き上がりが発生することがあります。
これは、水漏れや結露などが原因で起こることが多く、特に浴室やキッチンなどの水回りで発生しやすいです。

4:施工不良

フローリングの施工不良も、浮き上がりの原因となります。
例えば、接着剤の塗り不足や、下地材の強度不足などが挙げられます。

□フローリングの浮き上がりについてDIYで直せる範囲と専門会社に依頼すべきケース

フローリングの浮き上がりは、症状によってDIYで直せる場合と、専門会社に依頼すべき場合があります。

1:表面が剥がれる程度の浮き上がり

フローリングの表面が剥がれるように浮いている場合は、専用のテープで補修できる場合があります。
市販のフローリング用補修テープは、色や柄が豊富で、目立たずに補修できます。

しかし、剥がれが大きい場合は、DIYでの補修は難しい場合があります。
また、テープで補修した部分は、元の強度が劣るため、注意が必要です。

2:フローリング自体が浮いている場合

フローリング自体がぷかぷか浮いている場合は、DIYでの補修は難しく、専門会社に依頼する必要があります。

フローリング自体が浮いている原因は、下地材の劣化や、フローリングと下地材の接着不良などが考えられます。
これらの原因を特定し、適切な補修を行うには、専門的な知識と技術が必要となります。

□まとめ

フローリングの浮き上がりは、放置するとさまざまな問題を引き起こす可能性があります。
DIYで直せる範囲と、専門会社に依頼すべきケースを理解し、適切な対処を行うことが大切です。
症状が軽微な場合は、専用のテープで補修してみるのも良いでしょう。

しかし、フローリング自体が浮いている場合は、専門会社に相談することをおすすめします。
専門会社に依頼すれば、原因を特定し、適切な補修方法を提案してくれます。
また、補修後の保証もついているため、安心して依頼できます。
フローリングの浮き上がりを放置せずに、適切な対処を行い、快適な住空間を保ちましょう。

当社は鳥取県・島根県で補修サービスを提供しております。
より心地よい環境でより良い見栄えを維持したい方はぜひお気軽にお問い合わせください。